11月12日

令和2年度滋賀県茶振興大会が11月10日あいこうか市民ホールで開催されました。

令和2年度滋賀県茶振興大会が11月10日、甲賀市水口町のあいこうか市民ホールで生産者や行政、関係者など約90人が出席し開催されました。
一般社団法人滋賀県茶業会議所と滋賀県茶生産者団体連合会、滋賀県茶商業協同組合、甲賀地域農業センター、東近江地域農業センターが主催し、近江の茶の生産振興や品質向上、消費拡大を目的に毎年開催しているもので、今年は新型コロナ感染防止のため、人数を減らし、間隔を取り、アルコール消毒を徹底して開催しました。
 大会では、はじめに、前野安司副大会長が開会宣言を行った後、岩永峯一大会長が挨拶。その後、滋賀県農業技術振興センター 滋賀県茶業指導所の西野英治所長が、滋賀県茶業コンクール第45回荒茶品評会の結果について「一番茶期は新型コロナの感染が多方面に影響を及ぼした中での摘採・製造だったが、品評会の出品茶については近江の茶にふさわしい品質のものが出揃った」と審査報告し、荒茶品評会の受賞者と茶業功労者への表彰式を行った。また大会決議として、①歴史と匠の技を将来につなぐ ②安全・安心な茶の生産・販売に努めコロナ過を乗り切る ③関係者が一丸となって首都圏や海外へ近江の茶の素晴らしさを発信する が決議された。
記念講演は『新型コロナウイルス影響下での日本茶輸出の状況とジェトロによる支援策について』と題して、ジェトロ大阪本部 農林水産・食品輸出アドバイザーの稲上芳郎氏の講演をいただきました。
上位受賞者は次の通り。※敬称略
【せん茶の部】▼1等 洞重則(甲賀市信楽町)、曽和治彦(信楽町)、北田高滋(信楽町)、小山嘉孝(信楽町)、北田一夫(信楽町)【特別賞】▼農林水産大臣賞 洞重則 ▼近畿農政局長賞 曽和治彦 ▼滋賀県知事賞 北田高滋
【かぶせ茶の部】▼1等 小山嘉孝(甲賀市信楽町)、武田達生(信楽町)、松下久紀(甲賀市土山町)【特別賞】▼近畿農政局長賞 小山嘉孝 ▼滋賀県知事賞 武田達生
【茶業功労者表彰】▼滋賀県茶振興大会長表彰 冨永良晴(大津市膳所)、▼関西茶業協議会表彰 片木明(信楽町)

 

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