12月1日(日)甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」において、子育て応援フェス2019が開催され、BIWAKO ZERO WASTEのメンバー金子さん、安達さん、服部さん、野口さんらが安心安全で、そして美味しい近江の茶を信楽焼の急須で淹れ、会場に訪れた皆さんに試飲を通じPRしていただきました。メンバーはペットボトル等のプラスチックごみの削減に取り組まれており、お茶も、《急須で美味しいお茶を淹れよう》《ペットボトルを止め、マイボトルにお茶を淹れよう》などの取り組みをされようとしています。また、滋賀県茶業会議所で、今年度新しく開発した茶カテキンを多く含んだ『近江の茶 まるごと食べまっ茶』も当日試飲提供をしていただきました。茶カテキンは抗菌作用、抗酸化作用、血圧降下作用、発がん抑制作用、抗アレルギー作用など近年の研究で着目されてきており、健康を考える子育て中の皆さんにも大変興味を持っていただいたようで、Biwako ZERO WASTEのメンバーに感謝します。今後も、活動を応援させていただきたいと考えています。
2019年9月8日、第51回日本・米国中西部会日米合同会議が東京帝国ホテルで開催されました。会議のテーマを「日本・米国中西部会:次なる50年の成功を見つめて」“ Japan-Midwest U.S : Looking to our next 50 Years of Success ”と題して3日間開催されるもので、日本からは三日月滋賀県知事、千葉県知事をはじめ関係者が、米国からはノースダコタ州知事、オハイオ州知事、ウィスコン州知事、インディアナ州知事、イリノイ州知事、ネブラスカ州知事、ミネソタ州知事をはじめ企業関係者多数が出席され盛大に開催されました。8日には歓迎レセプションが開催され、滋賀県の紹介ブースが設置されたことから滋賀県茶業会議所として参加させていただきました。滋賀県のブースでは近江の茶の試飲、地酒の試飲を行い米国関係者に多数訪れていただきました。特にお茶では、滋賀県を代表する煎茶『極煎茶比叡』を提供したことから、その「独特な香りと味」に《 Very Delicius 》《 Fantustic 》 中には《 Want to buy 》などと言っていただき、非常に好評でした。三日月知事も自ら法被を着て、日本のお茶の始まりは滋賀県から始まったことやお茶の効能などPRをしていただきました。米国へ近江の茶の輸出が促進されることに期待しています。
The Shiga-Michigan Sister State Goodwill Mission, consisting of 30 delegates from Michigan, visited our center last Saturday, the 17th of August 2019.
Due to Typhoon KROSA affecting a wide area of Japan, their flight was delayed but managed to arrive after 15 hours of delay. On the day following their arrival, they visited us here in the oldest tea producing area of Japan, to try some tea workshops, with warm receptions from Mr. Iwanaga, the head of our association, Mr. Iwanaga, the mayor of Koka City, and Mr. Yamada, the vice director of the association.
10月22日から27日にかけミシガン州デトロイトにおいて滋賀県主催の近江の茶と和菓子の商談会とジェトロ、滋賀県茶業会議所主催の近江の茶PRイベントが開催されました。近江の茶と和菓子の商談会では卸業者、日本食を流通させているバイヤー等に集まっていただき2日間にわたり開催されました。また、近江の茶PRイベントととしてはジェトロシカゴ渡邊次長、日本国総領事館の和田総領事、滋賀県茶業会議所山田副会頭が参加して開催されました。シェフ、ミクソロジスト、レストラン関係者、卸業者15名に参加いただきました。4種類のお茶の試飲、お茶カクテル・ドリンクと料理のペアリングなど楽しくお茶に接していただきました。また、本年5月に甲賀市を訪れていただいたバイヤーの店舗 Eli Tea 、Goldfish Tea 、Tea Haus 、Rare Tea Cellarも訪問させていただきました。
今から1200年前の西暦805年、遣唐使として中国・唐に渡っていた伝教大師最澄が、天台よりお茶の実を持ち帰り日吉大社に植えた(日吉大社に伝わる神道秘密記記載)とされ、また当時の嵯峨天皇がこの坂本の地(梵釈寺)でお茶を飲んだと記述(日本後記)され、日本茶の発祥地といわれることから、一度原点に返り、この発祥の地で今後の近江の茶の振興について茶業者一丸となって取り組むことを確認しようと開催されました。
これは、一般社団法人滋賀県茶業会議所と滋賀県茶生産者団体連合会、滋賀県茶商業協同組合、甲賀地域農業センター、東近江地域農業センターが主催、農林水産省、滋賀県、日本茶業中央会、全国茶生産団体連合会、関西茶業協議会、滋賀県農協中央会、全農滋賀県本部の後援を得て毎年開催しているもので、本年で48回目となります。
大会では、はじめに滋賀県茶生産者団体連合会会長の池村正 副大会長が開会宣言を行った後、滋賀県茶業会議所の岩永裕貴会頭が大会長として挨拶。その後、滋賀県農業技術振興センター 茶業指導所の志和将一所長から、滋賀県茶業コンクール第48回荒茶品評会の審査結果について「出品された上位から中位のものは格差が少なく、『近江の茶』にふさわしいものが出揃った」と審査報告され、荒茶品評会の受賞者と茶業功労者への表彰式が行われました。
また、本年は特別に日吉大社の馬渕直樹宮司から日吉大社に伝わるお茶について講話をいただきました。伝教大師最澄から伝わる『日吉茶園』、そして、毎年4月12日から15日にかけて開催される山王祭には日吉茶園からとれた茶葉が祭神に献納されることなど、お茶にまつわるお話で、歴史を感じさせていただきました。
大会決議では、土山町農業後継者クラブ立岡究さんから①近江の茶の歴史と匠の技を将来につなぐ ②安全・安心な茶の生産・消費拡大に努める ③日本最古の茶所「近江」として日本・世界に情報発信をしていく と提案され、全会一致で大会決議とされました。
上位受賞者は次の通り。※敬称略
【せん茶の部】▼1等 中村哲三(甲賀市土山町)、辻本浩二(甲賀市信楽町)、北田一夫(甲賀市信楽町)、片木寿(甲賀市信楽町)
【特別賞】▼農林水産大臣賞 中村哲三 ▼近畿農政局長賞 辻本浩二
▼滋賀県知事賞 北田一夫 ▼滋賀県議会議長賞 片木寿
【かぶせ茶の部】▼1等 大谷充(甲賀市信楽町)、片木享央(甲賀市信楽町)
大谷敬生(甲賀市信楽町)
【特別賞】▼近畿農政局長賞 大谷充 ▼滋賀県知事賞 片木享央
▼日本茶業中央会長賞 大谷敬生
【茶業功労者表彰】 ▼滋賀県茶振興大会長表彰 安井 睦(甲賀市土山町)