4月25日

滋賀県最初となる新茶の収穫が甲賀市で始まりました。

4月19日、甲賀市水口町虫生野の茶園において、本年最初となる新茶の摘み取りが始まりました。本年は、3月の気温が高めに推移したことと、晩霜被害もなく順調に生育したことから、滋賀県茶業指導所の茶園で、萌芽日が3月31日となり、平年より5日、昨年より8日早くなりました。
この日は、曇天でありましたが、若い生産農家たちは、朝早くから刈り取りの準備をし、手摘みと機械を使用し約160kgの生葉を収穫しました。すぐに製茶加工され、35kg程度の荒茶が製造されました。香りも非常によく、旨味もあり近年にない新茶に仕上がっていました。製造された荒茶は、27日に開催される全農滋賀県本部主催の荒茶共同販売会に出品される予定となっています。
土山、朝宮のお茶の郷に活気がみなぎってくる季節となってきました。本年の茶に期待をさせていただいています。

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