2月4日

滋賀県びわこ文化公園でお煎茶を楽しむ講座が開かれました。

1月16日の午後、滋賀県大津市瀬田にある滋賀県びわこ文化公園で「もっと知ろうお茶の魅力」と題してお煎茶を楽しむ講座が開設されました。
びわこ文化公園は約43ヘクタールの豊かな自然に囲まれた憩いの場で、園内には美術館、図書館、埋蔵文化センター、広場、ビオトープなど(文化、芸術、自然)に親しめるスペースがいっぱいで、緑と花のあふれる公園で、多くの人の憩いの場となっています。
 多くの人が訪れるこの場所の公園管理事務所の会議室を使って「もっと知ろうお茶の魅力」と題してお煎茶を楽しむ講座が開設をされました。1月になってからも新型コロナの感染が拡大をしてきていることから、定員を12名に絞っての開催で、滋賀県茶業会議所へ講師の派遣要望を受け出席をしてきました。
 今回は、90分の時間があったことから、まず近江の茶を知ってもらうために、ビデオで県内の茶の産地や、茶の収穫・製茶風景、荒茶販売会、試飲などを映像を通して見ていただき、基礎的な知識を持ってもらった後、個々に急須でお茶を入れていただき、茶葉の種類や、お湯の温度によって、味、香りがどのように変化するのかを知っていただきました。特に、今回使った茶葉は、滋賀県を代表する「極煎茶比叡」と「琵琶湖かぶせ」であったことから、普段自宅で飲んでおられる茶と格段の差があったようです。
 そのあと、お茶を飲み、甘いものを嗜み乍ら、パワーポイントでのお話を聞いていただきました。おいしいお茶の淹れ方と健康に良い(茶カテキンをたっぷりとる)お茶の淹れ方を指南させていただき、真剣に聞き入っていただきました。90分の短い時間でしたが、有意義な時間であったと思います。

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