11月18日

草津市の常盤まちづくりセンターの生きがい講座にお邪魔しました。

11月16日(火)草津市の常盤まちづくりセンターで第3回生きがい講座として『お煎茶の楽しみ方教室』が開催され、出席させていただきました。地域のお年寄り14名の参加で、楽しいひと時を共に過ごさせていただきました。お茶を飲む前に、近江の茶のことについて45分程度お話しをさせていただきました。伝教大師最澄が中国天台よりお茶も実を持ち帰り、日吉大社周辺に播いたのが日本のお茶の始まりであることや、西暦812年には当時の嵯峨天皇が訪れ、梵釈寺住職永忠が炒れたお茶を天皇が飲んだという記述が、日本後記という書物に記載されていることなど、滋賀県が日本最古の茶処であるお話をさせていただきました。健康に留意をされている方ばかりでしたので、茶カテキンの効能についても時間を割いてお話をさせていただきました。そして、いよいよ、お茶の淹れ方体験問ことで、滋賀県を代表する煎茶『極煎茶比叡』を使って、お湯の温度でお茶の味がどのように変わるのかなど体験いただき、それぞれ思いを持って帰っていただきました。ぜひ、近江の茶をこれからもご愛顧いただきたいと思います。

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