5月7日

令和3年度近江の茶初市が開催されました。

本年の初市も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策をしながらの、新しく建設されたJA土山支所会議室を借用しての開催となりました。
  本年度も関係者で荒茶共同販売会の開催方法について協議がされ、緊急事態宣言が出されていないものの、感染者が増加傾向にあることから、昨年度に引き続いて細心の準備と注意を払っての開催となりました。体温測定、マスク着用、見本茶の間隔を広げながら、マイカップ、マイ網杓、マイスプーンを使用しての入札販売会となり、関係者から感染者を絶対に出さないことを第一に運営がされました。
  初市の神事についても、関係者を絞って、地元土山の田村神社において、新型コロナウイルス感染症の終息を願い、お茶の取引の活発化を願って執り行われました。
今年は4月上旬の気温が低く生育が抑えられましたが、中旬以降天候も持ち直し、前年の初取よりも出品点数、数量とも増加しての初市となりました。せん茶11点(599.5kg)かぶせ茶1点(169.5kg)と昨年度と比し数量で約20倍と好調なスタートとなりました。入札には県内の茶商7業者が参加し、荒茶サンプルの香りや水色、滋味を吟味しながら落札希望価格を申込書に記入し、「どれも特徴のある上々な品質な茶が並んでいる」と話されていました。
最高落札価格は1キロ16,100円でJAこうかが落札しました。平均落札価格は4,569円でした。

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