5月9日

令和元年度の出品茶の茶摘みが土山、朝宮で始まりました。

滋賀県甲賀市土山町と信楽町では、5月5日から10日まで全国・関西茶品評会出品用の茶摘みが行われています。
4月はじめの低温で萌芽が平年より一週間程度遅れたが、雨も十分にあり生育も良好なことから良質な茶葉に仕上がっており、関係者らは品評会の上位入賞を期待。期間中、土山町で9点、信楽町で5点摘み取られ、それぞれ関西茶品評会と全国茶品評会に出品される予定となっています。
 5日と8日には、(一社)滋賀県茶業会議所の岩永峯一会頭や同市の岩永裕貴市長、全農滋賀県本部の北川幸夫本部長、JAこうかの田村安佐専務らが土山町と信楽町の生産者や摘み子さんらを激励訪問。岩永会頭と岩永市長らが「当地では、朝宮茶と土山茶の品位を保つため、新有機配合肥料の開発・導入やPR活動などを行い、産地のブランド化を進めている。全国に銘茶としてその名をとどろかせるためにも、摘み子の皆さんには茶の新芽を丁寧に摘んでいただきたい」「生産者が丹精込めて育てた茶を消費者に届けられるよう生産・販売面でもサポートしていく」などと激励の挨拶を述べた後、自ら茶摘みを開始。新芽の柔らかい感触に笑顔を浮かべながら一芯二葉で茶葉を丁寧に摘み取った。途中、摘み子さんらと楽しく会話をする場面もあり、「とても励みになった」と生産者からは喜びの声があがりました。

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