8月8日

土山一晩ほうじ求評会が開催されました。

12月8日、甲賀市水口町にある滋賀県農業技術振興センター茶業指導所において「土山一晩ほうじ」求評会が開催されました。
 昨年9月に発売を開始した「土山一晩ほうじ」は、茶業会議所が甲賀市やJAこうか、甲賀市土山町の生産者、茶商が一丸となり、4年の歳月をかけて作り上げた産地ブランド茶です。同町で収穫した茶葉を一晩以上萎凋させて作った原料茶をほうじ茶に仕上げた商品で、萎凋による華やかな香りと焙煎した香ばしい香りが特徴です。
 当日は、生産者や茶商、JAなど関係者ら22人の出席があり、はじめに、滋賀県甲賀農業農村振興事務所・農産普及課の近藤知義主幹に「土山一晩ほうじ」の原料茶の生産状況を報告いただきました。生産戸数が昨年から1戸増加したが、発売初年度に比べると販売状況が落ち着き、生産量が昨年より0.4t減少したことが報告されました。また、求評会の参考にしてもらうため、生産者ごとの原料茶の萎凋方法についても紹介いただきました。最後に、萎凋茶の製造試験について、保管時間の経過とともに重量や葉色、香りがどのように変化をしたのか結果を報告いただき、萎凋香が最も感じられた萎凋時間についてや萎凋のピークを過ぎると急激に萎凋香が弱まることなどを参加者に知っていただくことができました。
 求評会では、「土山一晩ほうじ」の原料茶13種類とブランドの認証を受けた9種類の商品を用意し、出席者には、外観、萎凋香、水色、滋味などを確認いただき、ひとつひとつ評価してもらいました。また、それぞれの商品の特徴を分かりやすく比較できるように、花香や焙煎香の強さをチャートに書き込んでもらい次年度に繋げたいと考えています。
 発売から1年が経ち、それぞれの考え方が生まれ、レベルが上がったように感じられました。作り手それぞれの個性が現れるのも「土山一晩ほうじ」の魅力の一つで、今回の求評会を通して、改めてお互いの商品の違いを知り、来年の魅力ある茶作りに活かせる求評会となりました。

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