8月29日

近江の茶をさらに美味しく

このほど関係機関、茶生産者とともに新有機配合肥料『こうか! 有効!! 一本!!! 』が新しく開発されました。
 これは、『近江の茶』の主産地である『甲賀の茶』の振興のため、有機質肥料を主体とした施肥体系に切り替え、環境に配慮しつつ優れた滋味・香味につながる茶の栽培を行うことによって、品質向上と他産地との差別化を図り販路拡大につなげることが目的です。甲賀市の良質茶生産促進事業の一環として、同会議所が平成30年2月から開発に取組み、県、甲賀市やJA全農しが、JAこうか、土山町茶業協会、信楽町茶業協会、滋賀県茶業指導所などと連携しながら開発をしました。新肥料は、同市を管内とするJAこうかが供給をします。条件を満たした生産者は甲賀市の同事業の補助をうけることができます。
 新肥料の各原料構成や成分構成は、茶生産者である土山町茶業協会員と信楽町茶業協会員から聞き取った意見や、茶業指導所の助言に基づいて配合。魚由来の良質な有機質原料を主体として、特定の原料が偏らないよう動物質由来、植物質由来とバランス良く配合した有機質由来窒素100%で、窒素・燐酸・加里を6・3・3(%)で構成している。9月から茶園に本格的に投入をされることとなります。

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